時を巻き戻す旅へ―昭和が息づく資料館
こんにちは。ふるさと大使学生サポーターの「かさご」と「きたきつね」です!今回は、「高崎市歴史民俗資料館」に行ってきました!

高崎市歴史民俗資料館は、高崎駅から車で約 20 分の場所にあります。建物は昭和33年に建てられた旧群南村役場の庁舎で、令和2年に国登録有形文化財に指定されています。江戸から昭和までの人々の日常生活で実際に使われていた民俗資料の収集・保存・研究・展示が行われています。
展示の大きな特徴は、露出展示によって、通常の博物館よりも展示物を間近で見ることができる点です。部屋ごとにテーマが設定されており、昔懐かしい駄菓子屋や昭和の教室などが再現されていて、その時代に入り込んだような感覚を味わうことができました。
はたおりの部屋には多くの高機が並び、毎週水曜日と金曜日には、ボランティアの方による実演や解説が10時から15時まで行われています。

実際の作業の様子を見ることで、当時の技術や工夫をより身近に感じることができ、技術の伝承にもつながっていると感じました。
記憶の部屋には、戦時中に実際に陸軍で使用されていた火薬運搬箱などが展示されており、全国的に見ても貴重な資料だそうです。

また、昔の教室を再現した部屋では、当時の机や椅子、そろばん、木銃などが並び、戦時中の教育現場の様子をリアルに感じることができました。

くらしの部屋では、当時広く使われていたテレビや洗濯機などの生活用具が展示されており、日常生活の移り変わりを実感でき、まるで昔にタイムスリップしたような気分になりました。

高崎市歴史民俗資料館では、年に数回企画展を開催しています。
私たちが訪れたときは、「市民が見た軍都高崎の歴史-昭和 9 年陸軍特別大演習-」が開催されていました。陸軍特別大演習とは、旧日本陸軍が行った最大規模の演習で、天皇が総帥するものです。写真や記念の絵葉書を通して、その影響の大きさを知り、当時の軍を中心とした社会のあり方を考えるきっかけになりました。

高崎市歴史民俗資料館は、小学生の歴史学習の場としても活用されており、地域の文化や高崎の歴史を次の世代へとつないでいく重要な施設だと感じました。周辺には、国指定史跡の「綿貫観音山古墳」や、群馬の歴史を一望できる「県立歴史博物館」もあります。ここを拠点に、高崎の歩みをたどる「歴史巡りコース」を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、いつもの風景が少し違って見えてくるはずです!
【高崎市歴史民俗資料館】
■開館時間
午前 9 時~午後 4 時
■入館料無料
■休館日
月曜日、祝日の翌日、年末年始
■所在地
〒370-0027 群馬県高崎市上滝町 1058 番地
