古代ロマンを体感!かみつけの里古墳祭りで王の儀式に出会う
こんにちは。地域政策学部の「まゆゆ」と「ピーちゃん」です!
今回は古墳文化を体感できるイベント「かみつけの里古墳祭り」に参加をしてきました。
まず体験したのは古墳ガイド。保渡田古墳群は、100m級の古墳が3つも並び、東日本で最も古墳密度が高いエリアだそうです。驚いたのは、埴輪の位置や向きが当時のまま再現されていること。向きまでわかっているのはとても珍しいのだとか。

ガイドさんによると、それぞれの埴輪は古墳時代の人々の生活シーンを表しており、写真の手前には狩りの様子も再現されています。また、古墳の頂上にも登ることができ、群馬を代表する山々と広がる平野を見渡せば、まるで王の視点に立ったような気分です。
続いて体験したのは勾玉づくり。石に形を描き、紙やすりで削り、磨いて仕上げるというシンプルながら奥深い工程です。
(削り) (形どり)
思ったよりも石は柔らかく、小さな力でも削れるため、子どもたちも夢中になっていました。ボランティアの方が各テーブルに付き添い、丁寧に教えてくださるので安心です。内側のカーブを削るときは、鉛筆に紙やすりを巻くという工夫も。二人とも小学生の頃以来の体験に、懐かしい気持ちが込み上げました。
(完成品)
勾玉づくりのあとは、お待ちかねの屋台の時間です!
香ばしいソースの香りがお店から漂い、会場全体がにぎやかな雰囲気に包まれていました。

私たちは焼きそばとフランクフルトをいただきました。焼きそばは、鉄板の上で炒めたばかりの熱々で、少し焦げた麺の香りが食欲をそそりました。フランクフルトは外はパリッと、中はジューシーで、ひと口食べるたびに笑顔がこぼれました。手作りの勾玉を眺めながら食べる屋台飯は格別でした!
そしていよいよクライマックス、「王の儀式」が始まります。二子山古墳の上から王たちがゆっくりと登場すると、太鼓と笛の音が響き、会場は一瞬にして古代の世界へ。その荘厳な雰囲気に圧倒されながら、儀式を見守りました。
(王の儀式-登場)
(王の儀式)
実はこのあと、第二部の演目も予定されていたのですが、時間の都合で泣く泣く帰路につくことに。名残惜しさを感じながらも、心地よい余韻に包まれて会場を後にしました。次こそは最後まで見届けたい!そんな思いを胸に、また来年の秋が待ち遠しくなりました。
