OB・OGによる就職相談会in高崎



 11月23日(土)、大学7号館において、「OB・OGによる就職相談会in高崎〜第10回就業力育成ネットワーク〜」が開催されました。
 本相談会は、同窓会が大学と連携して行う就職支援事業のひとつです。同窓生を通じて、出身地域の状況、志望業界・企業についての情報を得ると同時に、就業に対する意識の向上を図り、就職後の自分の生き方について考えるきっかけを提供することを目的としています。今年度は、10月に予定していた「OB・OGによる就職相談会 in 東京」が台風19号の接近により中止になり、学生が就職活動について同窓生から直接アドバイスを受ける唯一の相談会になりました。

 今回の基調講演は、本学OBで楽天株式会社 組織開発グループマネージャー 角田大輔氏が、「これから、どこで誰と働きますか?」と題して行いました。
 頻繁に語られるようになった「グローバル」とは何か、なぜ「グローバル」でなければならないかをダイバーシティの観点から説き起こし、学生がこれから活躍する場はどのように変化するかについてお話くださいました。英語のスライドにとまどった学生もいたようですが、熱心に聞き入っていました。
 その後、ブース形式で、「地域別相談会」と「業界・企業別相談会」が行われました。全国の同窓会支部から39名の同窓生にお集まりいただき、それぞれの地域の状況やや業界・企業についてご説明いただくとともに、就職活動や社会に出てからの生活についてアドバイスをいただき、学生からの様々な質問にもお答えいただきました。
 相談会終了後は、生協食堂で同窓生と学生との交流会が行われました。交流会は和やかな雰囲気で進行し、学生は積極的に同窓生のもとへ出向き、さらに深くお話を伺おうとする姿勢が見受けられました。
 今回参加した学生からは、「社会人の方の視点で、近い距離で話を伺え、就活に対する姿勢が変わった。同期で話すだけでは得られない刺激を受けられ、大変良かった」「社員としてではなく、OBとして話してくださった点がよかった」「生の声が聞けてよかった。いろいろな就活の方法があったので、自分に合うやり方で進めていきたいと思った」など大変好評で、今回も満足度の高いイベントとなりました。

 毎年恒例となったイベントは、就職活動に臨む学生たちを大きく後押しするものとなっています。
 ご協力くださった各支部のみなさまに御礼申しあげます。

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